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またひとつ帝龍反応が消えて、朝。
ミイナたちの次の解析にしばし時間がかかるというので、13班は休暇扱い。
ならば今日はいつもと違う鍛錬方法をとってみよう、ということになり、
各々がいつもは持たないはずの武器を携え、渋谷の東側に集っていた。
「ジュン、きちんと準備してきたか?ハッカーのプログラムは思った以上に難解だぞ」
「い、一応は。理論ならずっとミナヅキさんのプログラム見てきたし、多少はわかっています。
 これでも昔は工科大学で学んでた、いわば理系の端くれですから」
「ふーん。意外だな、なんか勝手に法学系とかかと思ってた」
あまり考えないたちのコルトに、いやどうしてだ、とジュンがツッコミを返し、
真面目な者が全部法学系じゃない、なんてミナヅキが笑いながら諭してくる。
これがいつもの13班。最前線にあっても、常に気を張ってばかりではないのだ。
「それより僕はコルトの獲物が気になるかな。その、それ…絶対刀じゃないだろ?」
そのモノへと目線を落とし、ジュンが語を継いだ。
鞘のようにコルトが腰に結んでいるそれは、刀身ではない。どう見ても、バットである。
「あー、研究室の奴がくれたらしい。ま、下手な刀より性能はいいし、この方が合ってるだろ」
固定ベルトを外し、それを手にした彼女は早速、予告ホームランのポーズを取ってみせる。
実際、女性であるにもかかわらず、デストロイヤーの彼女にはよく似合っているというから、困る。
「なんか頼もしいな。来る敵来る敵、片っ端から吹っ飛ばしてくれそうだ」
「へへ、そうだろ?案外サムライで最強目指すってーのも、アリかもしんねーな!」
えへへ、と笑う彼女の表情は思った以上にあどけなく、
これが自分よりひとつ年上だなんて、ジュンにはにわかには信じられなかった。
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